気づけばテレビ、CM、街中、サブスクのおすすめ欄まで、どこにでも流れているMrs. GREEN APPLE。
「いつからこんなに売れたんだっけ?」と改めて考える人も多いのではないでしょうか。
実はミセスは、いわゆる“一発ドカンと売れたバンド”ではありません。
正確に言うなら、「売れた」というより“止まらなかった”バンドです。
この記事では、いつから売れたかという年表的な話ではなく、
なぜここまで長く、しかも加速しながら人気を保ち続けているのかを、少しオタク目線でわかりやすく解説していきます!
Mrs. GREEN APPLEは「いつから売れたバンド」なのか?

Mrs. GREEN APPLEは、デビュー当初から音楽好きの間では評価が高い存在でした。
メロディーの強さ、言葉選びの独特さ、ポップなのにどこか切なさが残る世界観。
「売れる下地」は最初からあったと言っていいでしょう。
ただし、爆発的に名前が広がった“一点”を探すのは意外と難しい。
なぜならミセスは、ヒット曲が出たから急に注目されたというより、気づいたらずっと第一線にいたタイプのバンドだからです。
その理由を理解するには、彼らの異常とも言える活動ペースを見ていく必要があります。
なぜMrs. GREEN APPLEは曲を出しすぎても飽きられないのか

最近は、デジタルシングルとして1曲ずつリリースするアーティストが増えています。
その中でもミセスのリリースペースは、正直言って異常です。
体感的には「また新曲?」と思う間もなく次が来る。
3週間に1曲を超えるような感覚で新曲が投下されることも珍しくありません。
特に印象的だったのが、ニューシングルの発売日に出演したラジオで、次のアルバムをサプライズ発表した出来事です。
普通なら、
「まずはこの新曲の余韻に浸らせてくれ」
と言いたくなるところですが、ありがたいはずなのに思わずツッコミを入れたくなる。
もはや今日出たシングルの宣伝なのか、次のアルバムの宣伝なのか分からないカオス状態です。
それでもファンが置いていかれないのは、ミセスの曲が「消費」ではなく「積み重ね」になっているからでしょう。
アルバム出しすぎ問題

ミセスのヤバさは、シングルだけではありません。
2015年にはミニアルバムを2枚リリースしていますが、内容を合わせると実質フルアルバム級。
その後も4年連続でフルアルバムを発表し、極めつけは2020年のベストアルバムです。
しかもそのベストアルバム、17曲入り。
普通なら「今年はアルバム出ないの?」と思ってしまいそうな年に、感覚をバグらせてくる。
ダイジェスト動画なのに、気づいたら100万回以上再生されているのも納得です。
一般的には、作品を出しすぎるとありがたみが薄れ、ファンが疲れてしまうと言われます。
しかしミセスの場合は逆で、常に新曲があることで話題が途切れない。
ファンが飽きる前に次が来るどころか、「次もきっと良い」という信頼が積み重なっていくのです。
大森元貴|曲のストック量が異常すぎる
この供給量を語る上で欠かせないのが、大森元貴の存在です。
過去のインタビューで、彼は「400曲くらいは持ち曲がある」と語っています。
正直、全部聴いてみたい。
ただ同時に、そのほとんどはこの先も世に出ないのだろうな、とも思ってしまいます。
それくらい、曲が“溢れている”状態なのです。
ミセスが強いのは、無理して曲を量産しているのではなく、元々あった膨大なストックから最適なタイミングで放っている点にあります。
だからクオリティが落ちないし、むしろ安定感が増していく。
10代でこの完成度はおかしい|過去曲が今も通用する理由

さらに驚かされるのが、楽曲が作られた年齢です。
12歳のときに書いたメロディーを元にした「はじまり」
15歳で完成していた「キコリ時計」
17歳のときの「ツキマシテハ」
作曲当時の年齢を知ってから改めて聴くと、完成度の高さに度肝を抜かれます。
しかもこれらの曲は、今聴いても古さを感じさせません。
これは単なる早熟という話ではなく、時間に耐えられるメロディーを最初から持っていたということ。
だから過去曲を引っ張り出しても、今のミセスの流れを壊さないのです。
常に新曲があることで、ファンが離れる暇がない
ミセスが売れ続けている最大の理由は、「気づいたら追いかけている状態」を自然に作り出している点にあります。
新曲が定期的に供給され、アルバムが出て、次の話題がすぐに来る。
ファンが“待つ側”にならず、日常の中にミセスの音楽が溶け込んでいく。
結果として、熱狂的に追っていなくても、なんとなく耳に残り、気づけば好きになっている人が増えていく。
これがミセスの人気が広がり続ける仕組みです。
Mrs. GREEN APPLEがなぜ売れたのかを一言で言うなら
Mrs. GREEN APPLEが売れた理由を一言でまとめるなら、
「止まらない構造を最初から持っていたから」
才能がある、曲が良い、努力している。
それだけなら他にもいる。
ミセスはそこに、異常な供給力と時間に耐える楽曲という要素が組み合わさったことで、今のポジションを築きました。
まとめ
Mrs. GREEN APPLEは、ある日突然ヒットしたバンドではありません。
曲を出し続け、話題を切らさず、ファンを増やし続ける構造を作り上げてきた結果、「気づいたらずっと売れている存在」になったのです。
だからこそ、今後も失速するイメージが湧かない。
むしろ、これから先も「またミセスか」と言われながら、自然に耳に残り続けるのでしょう。



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